2006年10月27日金曜日

初体験!!

一昨日午後から昨日の午前中にかけて、研究室の仲間と山登りに行ってきました。山登りは初めてなので、装備は何が必要かとか全然判らなかったのだけど、装備一式を借りて出発。
車で1時間ほど行ったところということしか知らされていなくて、どんな山なのかすらわからず、ドキドキしていると、突然、『あれに上るんだよ』と 仲間の声。指差す方向を見ると、

えぇぇぇぇ!!山って言うか、岩ぢゃん!!!!!しかも、垂直だよ?あんな所、やったことない俺でも登れんの?と不安いっ ぱい・・・・しかし車は順調に進み、山の麓に到着。で、ハーネス、ヘルメット、寝袋、防寒具そして水を満載したザックを背負って山道歩き。これが結構しん どかった・・・普段の運動不足を痛感させられました。汗だくになって半そでのTシャツをびしょびしょにしながら1時間半くらい歩くと、岩の麓に到着。い や、マジで登れんのかよ?と言う不安をよそに仲間はさくさく準備開始。ハーネスの装着すらよくわからない自分もみようみまねで装着していると、おもむろ に、『これは、こうやって、ベルトはこうやって止めるの』と仲間から指導が。いや、ありがたい。なんていっても安全装備ですから。ハーネスは。で、汗かい たTシャツを脱いで長袖のTシャツとジャケットを着て、ヘルメットかぶって。そして、ロープにつながっているカラビナの簡単な使い方の説明を受けて、『よ し、行こうか』ということで、初登山スタート。
いや、岩を登るのは初めてだしどうやって登っていいかも判らなかったけれど無我夢中で登っていきましたよ。途中まで登って後ろを振り返ると、 崖。まぁ、岩登ってるんだからそうだよな。でも不思議と怖いとかはあんまり感じなかった。だって、そんなこと言ってらんないもの。手足を駆使して登ってい くと、『どこに足かければいいのさ?』という場所に出くわすわけですよ。もう半分くらい登っているし、戻れないし、ううーむと悩みながら登ってました。無 我夢中で登ること2時間半。やっと頂上に到着。そのときの達成感と、岩に囲まれた状況から一変して360度のパノラマを見たときの開放感!もう、なんとも いえない気持ちになってました。で、汗かいたシャツを着替えて、フリースを着て、アンダーパンツをはいて、毛糸の帽子かぶって、最後にジャケットを着て、 防寒対策。頂上はものすごく風が強くてそして寒かった。ボーっとしてると夕焼けのきれいなこと!!そんな夕焼けを見ながらの煙草は最高でした。
テントは建 てずにマットと寝袋で寝床を作製。石で壁を作ってある場所があったのでそこを寝床にしました。夕食は仲間が用意してくれて、スープ、インスタントラーメ ン、チーズとパン、チョコレート。もちろんお酒もありました。いや、これが最高においしかった!頂上で、というのがまた格別ですね。食事が終わると即就 寝。だって寒いもの。で、空のきれいなこと。満天の星。きれいだなぁと思っているといつの間にやら意識が飛んでいたようで。次の日の朝は簡単に食事をして 下山。きた道を戻るのかと思いきや、全然違う道。仲間についてゆくと、あるところから道がない・・・・ど、どどどどどどどーするの?と思っていると仲間が やおらロープを取り出しなにやらセッティング。『足場がないからロープを使って降りるよ。まぁ、蜘蛛みたいな感じだね』とさらっという。えぇぇぇぇ えぇぇぇぇぇぇ!!!垂直降下ですか!!!!

崖を目の前にしてロープを使っての降下の仕方を教えてもらい(ごくごく簡単に)、一人目が降下。で、したから 叫ばれる。自分の番・・・えぇい、怖がってても仕方がない。開き直って体を崖の外に振り出す。教えられたとおりにロープを繰り出すと、意外と楽しい!下を 見ると先に降りた仲間がちっさく見える。たけぇ!でもここまで来たら降りないと。ということでロープを繰り出しながら降下。無事に地面を踏んだときはほっ としましたね。後は車まで徒歩で普通の山道を下山。いやぁ、貴重な体験した。

2006年10月16日月曜日

グルぶら②

先ほど書いた日記がなぜか消えた・・・
くそぉ。

さて、今週も行ってきましたよ。グルノーブルぶらぶら。
収穫は、Avenue de Vizille(Gareから南へ伸びている道。SNCFの高架線の下にあたる)でのマルシェ。食品中心で店数も多くて楽しかった。魚屋さんもあって、結構新鮮のようだった。しかし、やはりマグロがない・・・ま、仕方ないですね。
さて、気を取り直して今度は中心街のほうへ、ぶらぶら。
すると、古物市をやっており、これはしめた!とさらにぶらぶら。こちらに来てから毎週末ぶらぶらしてますが、必ずこうしたイベント(マルシェではなくて、フリーマーケットのようなもの)に出くわしてます。なかなか楽しくてよいです。


で、古物市ではパフォーマーが生音楽を演奏しておりまして、周りには人だかりが。そして、みんなリズムを刻んでおりました。かくゆう私も思わず足でリズムを刻んでおりました。だって、楽しかったんだもの。
古物市とはいいながら、通りに面したお店が商品を出したりもしてまして、見るものがたくさんで大変でした。おまけに古物なので、古い調理器具や家具なども売っていて・・・
こんなんを奥さんが見たらほしがるのだろうなぁ、どうやってごまかすかなぁと考えてしまいました。

2006年10月14日土曜日

人の情けが身にしみて・・・

いま、この日記はステイ先のアパートから書いてます。日本と出発してからはこちらの研究室以外ではネット環境がなく、せっかくのスカイプアカウントも使う ことなく、週末に向けて、金曜日の夕方に地元情報を検索し、グルぶらに備えていたのですが、それもやっぱりちょっと気が引けて。だって仕事してるわけだ し。学生だけど。
で、ステイ先のアパートにはネット環境があったわけです。でも、一度に何台もパソコンを接続できるルーターではなくて、モデム。それでもDSL なので快速です。で、それには常にホストの人が持っているパソコンがつながっているわけです。日本で、モデム環境だといろいろ設定がめんどくさいのです。 プロバイダの情報を入力したり、パスワードを入力したり。なもんで、今まで接続をちょいとお借りしようなどと思いもしてなかったのですが、今日、思い切っ て聞いたわけですよ。
Est-ce que ju peux utiliser internet conexion?
と、つたないフランス語で。もちろん、聞く前に辞書を引き引き調べましたけどね。で、ホストの人は満面の笑顔で、いいよと答えてくれたわけです。 でも、モデムのドライバーがインストールできるかどうかわからないよともいってました。これは英語でしたが・・・でも、インストールすればなんとも簡単に つながるじゃないですか!!これで、Grenoble情報を週末にも検索できますぞ!
そして、なんともやさしいじゃないですか!!!!フランス語なんかほっとんどできない日本から来てるというわけわからん兄ちゃん(もうおっさんかも)に対してなんとやさしいことか。
Grenobleに来るまで、日本では散々フランスの人は結構冷たいよ、と脅かされてきたのですが、なんのなんの。こちらに来て2週間が経過しま したが、何とかなじめてきてるのかしら?あとは、もちっと言葉ができればいうこと無しなのですがねぇ。こればっかりは、自分が努力するしかないですね。さ て、今日も勉強勉強。
(とか言いつつビール飲んで寝ちゃうのだよなぁ・・・)

でも、いつまでも借りるのはいかんよなぁ。どっかの無線LANサービス契約しようか・・・

2006年10月9日月曜日

グルぶら

グルノーブルをぶらぶらするので、グルぶら・・・どっかで聞いたよなぁこのフレーズ。

さて、こりもせず寂しさ紛らわすためにグルノーブルの中心街をぶらぶらしてまいりました。先週も行ったのですが、日曜日には街中で、マーケット (マルシェ)がたっていて、それを楽しみに行ってみたのですが、ない!?ひょっとして、日本の市みたいに立つ日がきまっとるのだろーか?で、さらにぶらぶ ら。さすがに人がいない。でさらにさまようと、日本料理レストランはっけーん。ケーブルカーの駅の下に公園があるけれど、その出口からすぐ。なんか、 HOKKAIDOとか書いてあるし。メニューを見てきたけれど結構高め。仕方ないか。でも一度は行ってみたい、海外で日本料理レストラン。
で、どうしようかと考えて、イゼール川北岸をぶらぶらしてみようと思い、橋を渡ってみると、なんだか人だかりが?なんじゃらほいと思って行って みるとフリーマーケットが!!並んでいるもの見るとなんだか骨董関係みたいな・・・でも、子供服とかもあるし?まぁいいか、面白そうだし。で、思わず端か ら恥まで見回して見ましたよ。結構おもろい。古い家具を売ってるかと思えば、突然古いヘルメットみたいなもん売ってたりするし。結構何でもありだった。
で、毎週日曜はどっかしらでなんかのマーケットやってるのか?先週に引き続き今週もかなりまぐれ当たりなので、どこかで、きちんとこうゆう情報をゲットできるようにならなければ。

写真は骨董マーケットの一部です。横向きで見づらくてスンません。

2006年10月3日火曜日

バスティーユ要塞跡へ行ってきました


この間の土曜日にグルノーブルの観光名所であるバスティーユ要塞跡に言ってきました。何があるってわけじゃないのだけど、高台、つーか山の上にあるので市内を一望できるわけです。ひとつ話の種にと行ってみることに。

一人トラムに乗って、ビクトルユゴーの駅で下車。さて、これからどう行けばよいものかさっぱりわからん。でも、歩いていれば何とかなるでしょうと いうお気楽精神で歩き始めること5分。それらしきロープーウェイを発見。目指して歩いていくと乗り場発見。値段を見ると、5.8ユーロ!!高!!学生は 4.2ユーロって書いてあったけれど、学生証ないしなぁと思っていたら、受付のおっちゃんに、「Are you student?」とか英語で聞かれる。「Yes, but now I dont have student card.」と答えると、何も迷わず学生用のチケットを発券してくれるおっさん。えぇ!?そんなんでいいのかよと思いつつ、らっきーってなもんでロープー ウェイに乗車。これが怖かった。だって扉に隙間開いてるし・・・球形なのに下も透明の樹脂製で丸見えだし・・・大丈夫なんだろうかと思いつつ頂上到着。


頂上からの見晴らしは最高でした。写真は頂上からの眺めです。これを改めてみると、あぁヨーロッパなんだなぁと感じてしまうのは私だけでしょうか?
そして、これを一人で眺めていると、寂しくもなった日でした。