2007年2月27日火曜日

奥さんの健康診断と滞在許可証

今日、午後から奥さんが滞在許可証取得のための最後の健康診断だったので、ついていってきました。で、受付でいろいろ聞かれ、(あなたは学生?奥さんは何してるの?子供はいるの?などなど)その後、いわずと知れたドクターの診察があるのですが、最初は奥さん1人で入って行ったので、『まぁ、大丈夫か』と思っていたら、自分も診察室中に呼ばれる。すると、なにやら質問というか、アドバイスというか。で、何かというと妊娠について。『ここで、カウンセリングもやってるから必要になったら予約を取ってきてね。』とドクターに言われて、『へぇ、そんなことまで面倒見てくれるんだ』とちょっと感心してしまいました。
フランスは少子化対策が成功した国といわれていますが、こんなところでその片鱗を見た気がしました。

で、健康診断も無事に終わって、県庁に3時半ぎりぎりで入庁。県庁、特に滞在許可証を受け取る窓口は午後1時半から3時半までしか開いてないのです。で、奥さんがその窓口に行って書類を提出すると、なにやらもめてます。何じゃらホイと思って覗きにいくと、『あなたの名前は?』と自分を指差して聞かれる。『??』と思っていると、『あなたのpre nomは?』と聞いてくる。pre nomは姓名の名のほう。で、nomは姓の方なんですけど、どうやら、奥さんの滞在許可証のnomには自分の名前まで記載されてしまったようで。というのも、奥さんの滞在許可証申請のときに、旧姓も聞かれたんです。で、それも書類に記入されて。パスポートも今の姓になってるし、戸籍もキチンと仏訳つけたのになぁ・・・
おまけに、あれだけ学生で無いよってことを言ったはずなのに、滞在許可証には学生となっていたらしく、受付のおばちゃんに『これでは今日は渡せないわ。新しく作らないと。出来上がったら電話するから電話番号教えて頂戴』と言われ・・・二人で意気消沈して帰宅しました。
それにしても、いつできるんだろう。新しい滞在許可証・・・

風邪っぴき

昨日、朝研究室へ行って仕事をしているとなんだかものすごい寒気が・・・『今日は寒いなぁ・・・』と思っていた程度だったんですが、同僚は半袖(室内はスチームががんがん効いてる)。おかしいなぁと思っていると、寒気もひどくなるし、だるくなってくるし・・・『ひょっとして風邪?』と思い、午前中で帰宅。体温を測るとやっぱり熱がある。しかし幸いにも食欲はあったし、関節痛はないし、頭痛も無い。『インフルエンザではないな』と楽観的に構え、日本から持参した薬を飲んで、寝る。ひたすら寝る。夕食には相方が『風邪退治鍋』なるものをこさえてくれて、完食。そんで、薬飲んでまた寝る。
今朝、熱は若干下がるもまだちょっと熱あり。なので、1日研究室を休むことにして、寝る。風邪を引いたときは寝るのがいちばんといわれたので。おかげで午前中には熱も引き、回復。
それにしても、インフルエンザでなくてよかった・・・

2007年2月24日土曜日

alpe d'huez

日本にいた時は、冬は毎週のようにスキーに行ってたので、今年のような暖冬だとなんだか腰が重く・・・で、先週やっと行ったわけですが、おかげでスキーに対する入れ込みが盛り上がり、今週も行ってきてしまいました。
今回は、世界一有名な自転車レース『Le Tour de France』でも有名な、
alpe d'huez

へ行ってきました。ここは、世界でも有数のスキーリゾート。ここなら雪があるだろうということで。 で、例によってTrans iséreのバスを利用して行ってきたわけですが、お値段34€(往復バス+1日券)。ちょっとお高いですが、alpe d'huezはいくつかの小さいスキー場の集合のような感じにもなっているのですが、このチケットであれば、全てのスキー場を滑れるわけです。

で、前回はちょっと時間ぎりぎりにバスターミナル到着で混雑していたので、今回は早めにということで1時間弱前にバスターミナルに到着。で、チケットを買う窓口を探すとさすがにすいてる。てか、誰も居ない。案の定、購入は1番のりだったようです。時間が来るのを待っていると、人が着始めたのですが、どうも今週はalpe d'huezは人気が無いようで。ほかのとこはすごく込んでいたのですけどね。で、バスが来て乗り込んで、定刻に出発!15分くらいの遅れは覚悟していたのですが・・・
で、距離的にはそんなに遠くなく、webで調べてもGrenobleから1時間くらいのはずだったのですが・・・

定刻の8時5分に出発したのですが、道中は結構渋滞していて、山のふもとに到着するのに1時間弱かかり、そこから山道に入ると、すごーくクネクネした山道(ものすごく急な斜面に道路を作っている!)の連続。で、おまけに渋滞!!バスのチケット売り場はあんなに空いていたのに、やっぱり込んでるのかなぁと思ったら、クネクネの道路の脇でフランス人の皆さんはチェーンを巻いてる!!こんなところで!?と思うようなところでも路肩に止めてチェーン巻いてました。それほど降っているわけでないのに、ひょっとしてみんなノーマルなのか?というか、山に入る前に巻こうよ!で、結局2時間かかってやっと到着。
天気はあいにくの曇り時々雪だったのですが、さすがに気温は低く、雪質も良く、絶好のスキー環境でした。おまけに広い!!!で、チケットをリフト券を発券してもらい、それを前回と同じようにぶら下げて(どうやらこれはフランスでは必ずこうらしい)、板をレンタル。今回はちょっと奮発して、『test』というカテゴリーの板をレンタル。要するに新モデルの試乗用の板というところか。お値段1日で22€。うーむ、奮発しすぎか?

で、肝心のスキー場ですが、これが広い。先ほどの地図を見れもらえば分かると思いますが、山全体がスキー場です。てっぺんから下ろうものなら、それこそどのくらい時間かかるか分かりません。ので、今回はちょっと断念。で、お昼を食べて(サンドイッチと果物、チーズを持参)、午後からはAurisの方へ行ってみると、こっちは本当に山が全部piste!日本のスキー場のように木があるわけではないので、雪がある斜面は全てpiste。すげぇー!と感動して滑ってきました。

しかし、やはり広い。全てを回るには数日必要ですね。おまけにすでにすでにひとつの町ですね。これは。

さて、次はどこへ行くかなぁ・・・

2007年2月21日水曜日

BloggerとMixiに関するメモ。

Mixiでは外部日記にblogを指定すれば、RSSフィードからタイトルを取得して日記一覧に表示できるが、Bloggerの場合、Mixi側で用意されたBlog一覧には無いので自分でRSSフィードを登録する必要がある。が、そのまま登録しても日記のタイトル一覧が表示されない。なぜ?と思っていたら、どうやらMixiはBloggerが標準で提供してるRSS2.0あるいはAtom1.0には未対応のよう。なので、RSS1.0を生成してmixiに登録しないとだめ。
手順としては、下記リンク先参照のこと。

http://www.ne.jp/asahi/kibou/777/bloginfo/howto.htm
http://peace-pipe.blogspot.com/2007/02/mixi-blogger-blogger.html


2007年2月17日土曜日

初出動!!!

ここ、Grenobleを留学先に選んだそのときから、ずぇったいに冬はスキー三昧!!と決めていたのですが、世界的に異常気象なのか雪が降らず、なかなか腰が上がらなかったのですがやっとこさ行ってきましたよ。
Grenobleの周りにはいくつものスキー場があるのですが、便利なのは、バスを利用するやつですね。Grenoble Gareの隣にあるバスターミナルからTrans iséreによって12のスキーステーションに向けてのバスが運行されています。
Transisére
チケットは、バス代とリフト1日あるいは半日券の込みの値段でバスステーションで売っています。今回行ったのは『Les Sept Laux』。
Les Sept Laux
往復のバス代とリフト代込みでお一人様22,5€なり。出発は7:50だったので、20分前にはトラムに乗ってバスステーションへ。すると、すげぇ混んでる!!まぁ、あたりまえですな。シーズンですので。で、並んでチケットを買ってバスに乗って揺られること50分。
Σ(゚Д゚)早!!










いやぁ、つきました。でも、雪がねーなぁ・・・・山は地肌が見えていてまだら模様。スキー場からちょっと下るとそこにはもう雪はないし。暖冬め!!と、いっていても仕方ないのでまず準備。自分はブーツとウェア一式は送ってもらったのですが板は断念したのでこちらでレンタル。で、レンタルショップの多いこと。どこで借りても同じだろうという直感の元、ひとつのお店に入って板とストックをレンタル。1日で17€なり。まぁ、サロモンのスラローム用の板を借りたのでこんなもんでしょうか。ちなみに、初級、中級、上級ようとレンタル用品も分かれていて、そのお店ではそれぞれ15、16、17€でした。
さて、板も借りたことだし早速行こうとしたら、チケットがない。バス売り場で渡されるのは、Les sept lauxの磁気カード。これをチケット売り場にもっていって1日券を交換してもらうって云う訳ですね。で、このチケットですが、大概の日本のスキー場がそうであるように印刷物なので、ホルダーに入れるのかと思いきや、だめなんです、ホルダーに入れては。Les Sept Lauxではチケットはシールになっていて、これと専用の金具を使ってウェアにぶら下げないといけないのです。家の奥さんが日本から持ってきたチケットホルダーに入れていたらリフト乗り場のムッシュに止められて、『C'est obligation』とチケットを付け替えてくれました。










で、もうひとつびっくりしたのがリフト。少なくとも地元新潟のスキー場では見たことのない、フカフカ椅子のリフトと、ベルトコンベア。写真のオレンジの部 分がコンベアになっているのです。高速リフトなのですが、乗り場で減速しないため人を動かして相対速度を下げようということでしょうか。いや、びっくり。 最初はちょっとビビリました。











さすがに暖冬の影響で雪が少なく、雪質も最悪(春スキーレベル)、且つザラメ雪の下はアイスバーンとすごい条件でしたが景色は最高!!やはり外で遊ぶのはいいなぁ!!( ・∀・)イイ!











で、到着して、準備して滑り始めたのが10時。お昼を食べて午後3時半まで滑りっぱなし。いやぁ、滑った。で、このLes sept lauxには写真のような集合住宅のようなコンドミニアムがいっぱい建っています。皆さんここを1週間とかで借りてスキーをするそうです。あ、もちろん週末だけとかもよいみたいですが、家から1時間以内で移動できるなら必要ないあなぁ。

2007年2月13日火曜日

住宅補助(その後)

今月頭に住宅補助を申請しましたが、今日CAFからお便りが。それも2通も・・・なんでございましょうか?

住宅補助を申請すると、

住宅補助の申請[もとゐ]
書類を提出した際に「暫くしたら自宅にカードが届くから」との説明でしたが,来ましたねぇ.暫くしたら(笑)

らしいのですが、1通はそのカード。なるほどね。こんなんなってるのねぇ。で、もう1通は?
あけてみると、なにやらNOTIFICATIONの文字が。ひっしこいて翻訳してみると、どうやら申請は通って、補助出しますよーというお知らせのよう。
Σ(・∀・*;)?
おそるおそる銀行の口座をチェックしてみると(自宅からネットで残高照会できる!!べんり!!!)はいってるよ!!!何も追加書類提出せず、しかも、カードと一緒に来るとは・・・

仕事がはやいなぁとちょっと感心した(2回目)夕食後でした。

ネットが・・・

話は昨日にさかのぼるのですが、お昼過ぎに奥さんから電話が。こちらに来てから普段めったに電話なんぞしてこないので『何じゃらホイ?』とおもって、電話に出ると、なにやら突然ネットが使えなくなったとのこと。自分が何かしたのではないかと心配する奥さんをよそに、電話口で『モデムの再起動やってごらん』とさらっと答える自分。なんていっても、初接続のときもモデムを再起動したらサクっとつながったので、あんまり不安に思ってなかったのです。というか、普通に使っててネットにつながらなくなるなんて言うことはまず無いので。で、モデムを再起動してもだめ。むむぅ。結局仕事を早めに切り上げて、夕方早い時間に帰宅。みると、モデムのcableランプがついてない。おや?データの送受信ランプもついてない。おやおや?これってひょっとして、契約先のサーバが落ちてるってことかい?ととりあえずできることも無いので、夕ゴハンを食べていると、モデムが突然復活!今までぴかりともしなかった、cableランプとデータの送受信ランプがピカーっと光ってますよ!!無論接続してみると問題なくつながる・・・
つーことはなんですか?いきなり、工事してましたか?むむぅ、よく分からん。こうゆうのって事前連絡とかあると思うのだけど・・・申し込みのときに送ったメールに何か情報があってもいいような・・・と思った夜でした。

Google Docs&Spreadsheetsからの投稿テスト

2007年2月9日金曜日

これも文化なのか?

今日、実はデモ(ストライキ?)があったようです。
テレビも新聞もない生活をしてるのになぜにわかる?と言う感じでしょうが、実はメールがまわってきていたのです。仏語はわからんので、アルタビスタで英語に翻訳してみたのですが、どうやら10時に、Grenobleの駅に集合とかなんとか・・・
まぁ、フランスはデモの文化の国ですからと思っていたのですがちょっと不思議なことが。『不参加の方は連絡ちょーだいね』見たいなメールもまわってきたのです。これをみて『????』と頭の上をはてなが飛び交いました。『ちょっとまってぇよ。ストに参加しないのに、連絡しなきゃならんのか?それって義務じゃねーだろ?権利でしょ???ちがうの????』むむぅと悩んでいると、何やら又メールが。内容としては、『なんで不参加を連絡せにゃならん?ストは義務ではない!!』と言うようなこと(だったはず・・・)そりゃぁそうだよな。なっとく。

で、結局なんのストだったん?と言う話になるのですが、それがわからんのです。聞いたところでは、トラムは止まり、学校の先生方もストだったとか(そりゃうちにメールがまわればそうか)。おかげで小学校はお休みだったようです。むむぅ。よくわからん。これも文化か。

2007年2月3日土曜日

禁煙法施行

さて、皆様いろいろなところでニュースになっているのでご存知かもしれませんが、フランスでも禁煙法が施行されました。以前からもあったのですが、有名無実化しておりまして。なんていっても喫煙文化の国ですから。
しかし、これで、公共の場所での喫煙はできなくなりました(カフェなどの飲食店では1年間の猶予があるので全部が禁煙になるのは来年からですが)。で、問題は仕事場です。ニュースによると、病院、学校などの公共の場所での喫煙はできなくなり、違反すると罰金65€!!高い!!なので、『禁煙かぁ』と思っていたのですが、どうやら喫煙スペースは確保するようです。吸えなくなる訳ではないのでちょっとほっとしたのですが、それでも外出中はすえなくなるので、タバコの持ち歩きをやめようと思ってます。節煙にもなりますし。

しかし、喫煙者は国際的にも肩身が狭いなぁ・・・

2007年2月1日木曜日

住宅補助

フランスでは、留学生だろうがなんだろうが学生なら住宅補助を受けられます。これは、こちらの受け入れ教授から教えられたのですが。これを聞いたときのはじめの感想は『フランスは懐ふかいなぁ』でした。日本ならまずありえませんから。
ということで、この辺↓を参考に手続きの準備をしたわけです。
住宅補助の申請
(もとゐさま。多謝!!)
で、『この書類書いて提出すればいいから』と渡された書類があったのですが、めんどくさいのでオンラインで入力する方式をとりました。かなり細かく質問事項が出てきました。結婚してるのかとか、子供は居るのかとか、大家とは血縁関係なのかとか、云々。辞書を引き引き入力していって最後にはpdfで書類が出来上がります。これをプリントアウトしてCAFにもっていけばよいかというとそうではなくて、大家さんに記入してもらう書類があります。部屋の広さとか設備とか家賃とか云々。これを先方に郵送して記入、サインをもらいました。で、このpdfをプリントアウトするときに実はもう一枚記入できる書類もプリントされます。ただ、これは教授曰く、公共の賃貸住宅に住む場合には補助金が大家さんに直接振り込まれるようになるそうです。そうなれば、店子は補助金を差っぴいた分を振り込めばよいわけらしいです。なので、今回この書類は関係ないってことでスルー。
必要書類は、
1.学生証の両面コピー
2.滞在許可証の両面コピー
3.申請書
ですが、ここで注意。配偶者が居る場合には、配偶者の滞在許可証も必要になります。うちの奥さんはまだ滞在許可証が発行されていないので、récépisséとパスポートのコピーをもってこいといわれました。パスポートのコピーは、写真のページとビザのページが必要です。ということなので、おそらくrécépisséでも申請は可能だと思われます。ただし、現住所とrécépisséの住所が一致していないとまずいですが(自分の場合はrécépissé段階で引っ越したので住所が違っていたので怖くて申請できませんでした)。
さて、これで無事に審査が通るか否か。まぁ、数日後にお便りが届くはずなので楽しみに待つとします。

住所変更

で、滞在許可証を手に入れたのはよいのですが、申請時とは住所が変わっているためこれを変更せにゃならんのです。これは、どうやるのかさっぱり分からんかったので、滞在許可証をもらったときにその場で住所変更どうすればいいのん?とマダムに聞いてみたところ、『証明書ある?』といわれる。ので、賃貸契約書のコピーを見せると『ちょっとまってて』といわれ、なにやらパソコンに打ち込んでいますな。2分くらいするとなにやらシールを滞在許可証にはってます・・・
そう、住所変更はシールに印字して、それを貼って、割り印を押す。以上!!いやぁ、簡単だった。

というわけで、自分の滞在に関する手続きはこれにて終了。いやぁ、時間かかったなぁ。
後は住宅補助の申請だ。負けるな、俺!