2007年8月6日月曜日

銀行めぐり

実は、うちの奥様トラベラーズチェックを持ってきていまして、帰国前の旅行のときに使ってしまおうということで今まで換金せずにおいておいたのです。

奥様曰く、
『ヨーロッパではトラベラーズチェックがそのまま使えないから不便だよねぇ』
との事。で、換金しようということになって本日は銀行へ。ついでに、こっちの口座にもちょっとお金追加しておきたかったし。
トラベラーズチェック、(ちなみにフランス語だと、le chèque de voyage。そのままですね。)そんなコジャレた物使ったこと無い私としては、簡単に考えていて、どこでも換金できるだろうということで、私の口座のあるVictor HugoのSociete Generalへ。
で、口座に入金する窓口と同じ窓口へ行って
自分:『これを換金したいんですけど?』(怪しいフランス語)
マダム:『それはできないわ。』
自分:『えぇ?自分はここに口座あるんですけど、そこにデポットするのもできない?』
マダム:『それはできるけれど、奥様は口座持ってるの?』
自分:『いや持ってないけど・・・』
マダム:『じゃあだめね。奥様の口座にデポットしてそこから送金するならできるけれど。』
(以上私の脳内変換による訳)
という、やり取りがありまして。自分のフランス語の能力が著しく低いため、正確に記しているかどうかは疑問ですが、当該銀行では
①トラベラーズチェックの換金は不可
②トラベラーズチェックを口座にデポットするのは可。ただし、チェックと同名義の口座が必要
③トラベラーズチェックを口座にデポットしてしまえば、口座間の送金は可能(当然だけど)
という感じ。

で、しょうがないので2件目。同じくVictor HugoにあるLCLへ。ここは銀行+保険屋さんですか。
ここの受付のムッシュ(若い)に
自分:『これを換金したいんですけど?』(怪しいフランス語)
というと、
ムッシュ:『ちょっと分からないから聞いてくるので、まっててください。』
で、近くにいたマダムに質問。戻ってきてお兄さん曰く、
ムッシュ:『うちではできないですけど、La Posteならできますから。』
自分:『La Posteですか?』(不安で聞き返す)
ムッシュ:『そう。La Posteです。』
なんと、うちのすぐ近くのLa Posteで換金できたのです。何のためにここまで来たのやら・・・

Victor Hugoの近くにはほかにも銀行があった気がしますが、
①断られるのがいや
②間違いなくできる場所を知ってしまった
ということで、近所のLa Posteまで戻る。並んで順番待ちして、マダムに
自分:『これを換金したいんですけど?』(怪しいフランス語)
というと、
マダム:『(奥様の)パスポートを見せてください。そうそう、ここ(トラベラーズチェックのサインする場所)にサインしてくださいね。』
ということで一発OK!!で、サインして、パスポート見せて、
マダム:『フランスに住所はあるの?』
ということなので、こちらの住所を教えて終了。現金にするときにはいくらの紙幣が好いのかまで聞いてくれました。親切。

ということでやっとこさ換金できたわけですが、銀行へのデポットはめんどくさくなり後日へ後回し。

それにしても、銀行ならどこでも換金してくれそうなものなのに、めんどくさかった・・・

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

あ~,えーと,なんだっけな.
移民政策かなんか分からんのですが昨年くらいからT/Cの換金が厳しくなってるんですよ.なんで,銀行でも口座を持ってる当人の名義のみ換金可能です.
唯一の例外が大きな郵便局.ここだけは黙って換金してくれます.なんで銀行がアカンで郵便局はええねん,っちゅー話ですが,そこはそれ.それが「フランスですから!」(ばばん!)
って,もう後の祭ですね.あ~,こりゃこりゃ(^-^;;

お疲れ様でした...

tetsu さんのコメント...

>motoi さま
そうなんですか・・・知らんかった・・・
確かに、銀行はだめで郵便局はいいって言うのはちょっと良く分からんですけれども、やっぱりそれは、『フランスだから!!』って事なんでしょうね。

あーしんどかった。