2007年5月12日土曜日

フランス大統領選挙雑感

日本でも多数報道されていますが、去る5月6日に新しいフランス大統領が決まりました。

第1回投票を終えた時点で、最終候補の2人は右派、左派で真っ二つ。フランス国民はどちらを選ぶのだろうと、興味をもってみていたのですが、結果は下馬評どうりの右派候補の勝利。と言っても、得票率にそんなに大きな差があるわけでもなく、文字通りフランスが真っ二つに割れた選挙戦だったでしょう。

とまぁ、色々なこともありますが、自分が気になったのは、同僚はどう考えているのだろうと言うこと。選挙前は昼食やお茶の時間の話題は選挙で持ちきり。フランス語がわからなくても、候補者の名前が出てくるので一発で判るのです。

で、チョコチョコ聞いているとどうやら皆さん右派候補はお嫌いなようでして・・・
特に社会保障関係や、労働関係についての政策は合わないようでして。
なるほどねぇと話を聞いていました。
話を聞いていると、学生は特に今回の右派候補には好感を持っていないようでした。
それにしても、自国の政治に関してこれほど関心をもって、議論できる学生ばかりであると言うことに一番のショックを覚えました。日本では学生時分は政治には全く興味が無い人が多くを占めるのに・・・日本でも改革が、とかいろいろ行っていますが、まずは政治に興味を持たなくては何も始まらないのではと思ったのでした。

で、選挙後は、皆さん一様に元気が無い。やはり右派候補が当選したからなのでしょうか?

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