2007年6月21日木曜日

Fête de la musique

6月21日はフランス全土で『Fête de la musique』、つまり音楽の日。
というわけでもちろんGrenobleでも音楽の日なわけです。
といっても休日では無くて、みんなで音楽を楽しもうという日らしい。
聞くところによると、町中いたるところで音楽が流れるそうで。
というわけでちょっくら探検(?)してきました。

夕方、研究室の同僚が就職が決まったということでビールをご馳走になりにPubへ。
この移動の時点からすでに、町中がいつもと違ってお祭り騒ぎ。
見ると、街中の広場という広場にステージが!

奥様が昼間探検したところによると、昼間のうちに音響調整なんかをやっていたそうな。
それにしても本格的過ぎる・・・
と、これらのステージをわき目にまずは誘われたPubへ。
ここでも、音楽の生演奏。耳元で、どでかいスピーカーでガンガン演奏するもんだ。
チトやかましい。が、そんなことは気にしないのでしょう。聞いている人はだんだん盛り上がってきて踊りだすおじさんもいました。
で、ここで友人から『場所によって演奏する音楽が違うから、好きなトコに行ったほうがいいよ。』とのアドバイス。
するとその友人が、同じPubで飲んでいた別のグループのところへ。二言三言会話してきたと思ったら、手にはなにやらパンフレットが。
びっくりしたのはこのパンフ。町中の主要ステージが網羅され、音楽ジャンルと演奏グループまで書いてあります。
これを頼りに鑑賞したほうがいいよということで、われらはバスティーユに登ってみることに。
見ると、ロープーウェーは半額のよう(demi tarifって書いてあった)なので、『太っ腹だなぁ!』と感心しつつロープーウェー乗り場へ。
途中、Jardan de Villeを通ったのですがここもすごい人。この時点で午後9時過ぎ。
で、乗り場へ行ってチケット買おうと奥様が窓口へ行くとなんと無料ということが判明!!いいのかGrenoble?そんな太っ腹で?
で、チケットにはちゃんとFeteの文字が。これは記念だ。
登るとそこではすでにステージで音あわせの最中。Jazzを目指していったのですが、どうやらAfricanな様子。
ビール片手に鑑賞していると、こうゆう音楽もいいなぁという気分に。気分だけは南国カリブ海っぽい感じ。
(Africanなのに・・・)
で、こうゆう音楽が流れるとどうなるかというと、露天でディスコ状態ですよ。いや、皆さん激しいこと。

一組の演奏が終わって夜景を見ようと移動すると、町中からありとあらゆる音楽の音が聞こえてきて、
まるでGrenobleが大きなスピーカーになったようでした。おまけに夜景はきれいだったし。
すごく得した気分でした。
2組目はJazzのグループだったのですが、奥様が寒さを訴え(日が暮れてから少し肌寒くなっていたのです。)、どうにもならなそうだったのでロープーウェーで下山。
で、自宅への帰路に着くと、なんということでしょう(Before After風)!!
Jardan de Villeは人の山、山、山、山!!!!!!!!!
下山した時点で午後11時半くらい。2時間ちょっと前に通ったときよりも格段に人が増えてる!!
そして街中を抜けようとすると、そこも人の山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山、山!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんといいますか、いったいどこからわいてきたのよ?っていいたくなるくらいの人。だって、人がおおすぎて移動できないんだもの。
地元の夏の花火大会のようだ・・・・・
で、これがステージの近くとなるとまたすごくなる。いやほんとに。写真が無いのが残念だ・・・・取ってる余裕なし!!
てか、皆さんすごいテンションで、初めてFeteを見た日本人としては、びびりました。

2007年7月4日追記
Youtubeで検索すると結構ありますね
ま、こうゆう感じで町中が盛り上がっていたわけです。

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